築150年以上経過した古民家の再生


 すでに子供たちはそれぞれに独立し、この家に住人はいません。

それでも、かつて、ここに暮らした家族の気持ちは建物の再生へと向かいました。

家族のよりどころとして存在する「家」。

そこには、親鳥の胸のなかに眠る雛のように、暖かさと安心があります。

だから、守りたい、残したい、と思える「実家」となります。